外国人採用のメリット・デメリット(前編)
こんにちは、Storageメディアチームです。
実は我が社、海外にサロンを展開したり、語学スクール運営をしたりと、日本のグローバル化に少しでも尽力しようと多くのインターナショナル事業に取り組んでいます。
今後、どの企業にとっても重要となるグローバル化。
海外展開の過程で、外国人採用における言語コミュニケーション・文化の違いは大きな不安要素となっていると感じます。
今回は、そんな不安や問題をわかりやすいように言語化し、今後のグローバル化を進めるヒントになればと思っています。
前篇・後編と分けて説明していきます。
全編はメリット、後編はデメリットとなります。
外国人採用が必要な理由
近年の少子高齢化に伴い、ますます減っていく日本の労働人口。
グローバル化の進行により、国内の人手不足が今後ますます加速すると言われています。
また外国人労働者の採用を積極的に推し進める企業は、増加傾向にありますが、国内では労働意欲が高く語学に堪能な優秀な外国人の採用は難しい状況にあります。
このような優秀な人材確保は、今後の日本の経済発展において必要性が高く、グローバル事業を展開している中小〜大手、ベンチャー企業から多くの関心を集めているのです。
以降は、外国人雇用におけるメリットを深ぼりしていきます。
メリット
優秀人材の確保が可能
企業の発展において非常に重要となる優秀人材の確保。
毎年、多くの企業は優秀人材確保のために多くの資金を費やしています。
日本で優秀と言われている大学を世界ランキングで見てみましょう。
- 東京大学(42位)
- 京都大学(65位)
- 慶應義塾大学(600〜800位)
- 早稲田大学(600〜800位)
日本のトップ=世界のトップという構図は完全に崩れ去っています。
200位以内にランクインしている大学の数は下記のとおり。
- 日本(2校)
- 中国(9校)
- 韓国(5校)
- 香港(5校)
- アメリカ(60校)
- イギリス(29校)
優秀人材確保には、日本以外の国に目を向けることが極めて重要と言えるでしょう。
国籍にとらわれず、グローバル目線で人材を探すことで、より優秀な人材へのリーチが可能なのです。
語学に強い人材確保が可能
世界には、3ヶ国語以上を話すいわゆるマルチリンガル人材は決して珍しくありません。
グローバル事業を展開している企業、これから海外への事業展開を検討している企業にとって、語学力の高い人材確保は強力な戦力となるでしょう。
社内英語レベルの向上が可能
現在のグローバル時代において、日本人の英語力は弱点の1つと言えるでしょう。
非英語圏における英語能力Top5は下記のとおり。
- オランダ
- スウェーデン
- ノルウェー
- デンマーク
- シンガポール
フィリピン20位、マレーシア26位、香港33位、韓国37位、台湾38位、中国40位、そして、日本53位となっています。
社内グローバル化の第一歩として、外国人採用を通じて社内での英会使用頻度を増やし、社員の異文化間コミュニケーションを積極的に取り入れることにより、社内英語レベルの向上が期待できます。
アイディア・価値観の創出
外国人は育ったバックグラウンドが日本人と異なります。
それゆえ、日本人には無い価値観やモノの視点を持っている外国人と交流することで、斬新なアイディア・価値観の創出が可能となるわけですね。
また、外国人の知識や技術を取り入れることで、新たな企業文化の発展にも期待できます。
人材不足解消
人材採用に苦戦する企業が増えている中、外国人を採用した企業は少子化によって国内の若手不足を補うことができるというメリットがあります。
エンジニアなどの技術職については、国内よりも海外での教育が進んでいることもあり、新卒人材を海外から採用している企業が増えています。
優秀な外国人採用は、日本の労働不足を解決する切り札となるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、外国人採用を検討していく上で知っていてほしいメリットを紹介しました。
次回の記事にてデメリットを深ぼりしていきますね。
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