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相羽里美
スタイリスト
- 年代:30代
- 働いている店舗:newi BELSIA名駅
- 働いている年数:5年
山田
もとは一般サロンで働かれていたそうですが、storageに入社したきっかけを教えてください。
相羽
前職では働きに対して給料があまり良くなく、指名や売上が上がっても手元に来るお給料の見込みが少なかったんです。結局退職しました。
次にまた働こうと思った時が、ちょうど業務委託形態のサロンが増えてきている時期だったんです。私はあまり詳しくなかったのですが、知人がそういうサロンがあると教えてくれて知りました。
以前担当していたお客様は全て後輩に繋げていたので、私自身新しいチャレンジをしたいと思ったんです。それまで名古屋の栄や矢場町エリアで働いていたので、次は名駅でチャレンジしようという気持ちもありました。サイトでいくつか見て最初に受けたのがこの会社で、そのまま今に至ります。
山田
最終的にstorageに決めたポイントは何でしょうか?
相羽
歩合の割合が少し良かったということですね。当時はその割合だけを見ていました。
あまり何も考えていなかったのですが、今自分が求人をする立場になって、どれだけ集客できている店なのかは聞くべきだったなと思っていますww
それから、当時店長をされていた方の対応がとても丁寧でした。しゃべり方や感じがとても良い方で。第一印象も良かったし、条件も良かったので決めました。今は当時よりももっと条件は良いと思いますよ。
山田
入社当時と今はいろいろ変わっていると思いますが、 実際入社してみていかがでしたか?
相羽
正直に言いますと、当時は今よりももっと低価格で、最初は前の店の半分の値段で施術していました。
自分のカットとカラーに対して前の店の半分程の値段、しかも時間もタイトな中で仕上げないといけない。 不満と不安がありました。
もしその当時と同じ状況なら違うスタンスをとったかなと思いますが、今は会社自体単価がとても上がってきたので働きやすいです。
私の場合、入社当初の目的は指名数を上げることでした。指名がついてくると、それ以上のモチベーションがなくなるではないですか。 年齢とともに、単価をしっかり少しずつ上げていく方向にシフトしないといけないなという思いが出てきました。
仕事のスタンスを変えていかないとだめだな、と思っているタイミングに会社がだいぶ単価を変えてきて、私の考えともマッチして、売上も上がっていったという流れです。
山田
最初に目標としていた売上や、指名数は覚えていらっしゃいますか?
相羽
最初は指名数100名ほどで、対して売上の方は100万円いくのは難しかったですね。100人を達成したのは店長になる前でした。入社3年目の4月頃だったと思います。
山田
2022年の相羽さんの指名数が全国NO1でした。指名数は常にTOP10入りで、2022年は1789名。素晴らしいですね。そこに至るまでどのようなことを心がけていらっしゃったんですか?
相羽
びっくりしましたね。たまたまです。数字を追っていただけなので。
心がけは…難しいですが、結局はそのお客様対自分なので、お客様がまた私にしてもらいたいと思えるような、その方に合わせた接客をしてきたと思います。ただマニュアル化された接客だけをしていたわけではないですね。ただのお喋りで終わっているような人もいましたし。
オリジナルも入っているし雑な部分もあるので、私のやり方が他の人の見本になるかどうかは分かりません(笑)
ただ、「次回はこうしたいですね」と次回の提案をしていたのも大きかったのかもしれません。「話の続きをまた聞かせてください」とか、魔法の言葉をちゃっかり使っていたのかもしれませんね。
山田
お客様に合わせた接客態度など、試行錯誤されながら対応してきたのが結果に繋がったんですね?
相羽
かっこよく言うとそういうことですね。ありがとうございます。
山田
今はほぼリピートのお客様でしょうか?
相羽
リピーター様は割と多くて、とてもありがたいですね。
その上で、今自分がやらなければいけないのは指名の数字よりも客単価を上げることだと思っています。来てくださる方の単価を上げていくことが次の課題かなと思いますね。
まだ会っていない人に会ってみたいので、新しい方のためのスペースも作りたいなと考えています。
目標を変えていかないと、自分もマンネリ化して変わらないと思うので、新しい課題も達成するためにいろいろとやっているところです。
山田
達成したら次の目標、常に進化されていますね。仕事に対するモチベーションはどこにあるんでしょうか?
相羽
それは店舗の売上かもしれません。自分の売上よりも、みんなで数字を上げた方が手っ取り早い。他の人が空いていると、店全体の空気が引っ張られてしまって良い結果にならないので、暇を作りたくないんですよね。
自分の予約表だけではなく、他の人の予約の隙間も埋めようとしています。予約表のテトリスですね。
山田
今後相羽さんが目指したい美容師像を教えて下さい。
相羽
自分自身の目標としては、どこに行こうがお客様をうまく呼び込める仕組みを持ちたいなと思っています。この先ずっとその場所にいるかどうか分からないじゃないですか。技術は自分次第なので、場所を選ばずに集客できることが大事だなと思います。
今は皆様SNSを使われているので、 どのエリアに行っても笛を吹けば集客できる人ってすごいなと思うんです。私はメディアに出ているわけでもなく有名でもないですが、インスタを見て来てくれる人がいるような仕組みができたらとてもいいなと思っています。 今もやっていますが、なかなか光るものはなくて。難しいですよね。
たくさんの美容師さんがいるので、皆さんに必死でついて行っている状態ですね。
山田
今在籍しているbelsiaの良いところを教えて下さい。
相羽
スタッフ同士仲がいいし、協力できていると思います。フォローし合えてチームワークも良いので、スタッフ同士のスキルが上がればもっと爆発できるだろうと思います。
山田
今の店舗の店長になったきっかけは何でしょうか?
相羽
マネージャーの方に、やらないかと声をかけて頂き、せっかくなのでチャレンジしてみようという気持ちで引き受けました。
もし引き受けていなかったら、今ほど時代に合わせたいろいろな集客の仕方をできていなかったなと思います。
最初は戸惑うことも多かったんですが、 気づくと色々できるようになっているんですよね。しないといけないToDoなども習慣化されていたら当たり前にできるようになる。
店長に昇級したばかりの時は、周りの方にとてもサポートしていただきました。1人では全然できなかったと思うので、本当に感謝しています。
山田
12月のbelsiaの集客数は全国1位で1970名ほどですね。2位と150名くらい差があります。
先程テトリスとおっしゃった、各スタイリストの空き時間を減らす努力が反映していますね。
相羽
カットシャンプーがすごく多いんですよ。求職者の方がすぐお客様を取れる、入客数チャンスが多い店舗ですね。
店舗の売り上げ目標も割と達成できています。少し足りない時もありますが、スタッフの皆さんが頑張ってくださっています。私だけでは無理なので、「みんなお願い、倍働いてね」なんて思いながらやっています(笑)
山田
storageの最大の魅力は何でしょうか?
相羽
いろいろなことが「速い」ですね。上の人の動きが速いんです。新しいことをスタートさせるのも、下に降りてくるのも速いです。
今の自分1人なら「これ流行ってきてるなあ」と思っても、やろうとせずにぼーっと見ているだけかもしれません。しかし、会社から様々な提案やアイデアが上がってきて、実際にやってみる。そして、気付けばできるようになってるんですよね。社長も、流行りをキャッチするのが速いんですよ。
山田
こんなことで悩んでいる人にstorageをおすすめしたい、こんな方に来てほしいなど、どんな方と一緒に盛り上がりたいですか?
相羽
チャレンジしたいことをどんどん言っていただければ、既にそのチャレンジを活かせる場所を作れる状態になっていると思います。
私云々ではなく、すぐにどこかが拾ってくれる状態だと思っています。 やったことのない事をやりたいというアイデアを持っていれば、やる気やスキル次第ですごいことになっちゃう可能性もありますよ。チャレンジしたいことはどんどん言ってみてください。
山田
チャレンジしたいことに挑戦できる環境をバックアップしてくれる会社、私もそう思ってますw
相羽
はいw
私は実行していないのですが、講習をしたい・表に出たいなどのきっかけで、自分で企画を作って会社のスタッフみんなに落とすこともできるので、それは大きいことだと思います。
一度社内でそういうことをやると、誰かが外にばらまいてくれるんですよね。誰がそれを見ているか分かりませんし、次のステップアップにも繋がるかなと思います。みんな拡散するのは得意だと思いますよ。
発信してくれれば、いくらでもそういう場所を用意してくれる会社だと思います。
責任者側がそういうサポート体制をとってくれますし、チャレンジの足を引っ張るようなことを引っ張るようなことをする人はいません。やりたいという気持ちを邪魔するものはない会社なので、是非どんどんやってみてください。そして私にも教えて下さい。
山田
常に向上されてて本当に素敵です!本日は沢山のご質問にお答え頂きましてありがとうございました(^^)/