【2023年最新!徹底比較】市販のシャンプーvs美容室のシャンプー何が違うの?成分と悩みで解説!

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こんにちは!storageメディアチームの山田です◎

突然ですが、シャンプー選びって大変ですよね?

市販のシャンプーでいいのか、美容室のシャンプーが良いのか、自分の髪にはどれが合っているのだろう…と種類がたくさんあって、なんとなくで選んでいる方も少なくないはずです。

そこで、今回は市販のシャンプーとサロンシャンプーの違い、選び方や成分などを解説していきます!

サロン専売品とは?

サロン専売シャンプーとは、一般市場には卸されていないシャンプーの事です。

簡単に言うと「美容室でしか買えないシャンプー」です。

ドラックストアなどで手に入る市販のシャンプーよりも高値の場合が多いですが、頭皮や毛髪にやさしい成分が比較的多く配合されており、優れた使用感が特徴です。

ダメージやカラー用など、髪の悩みに合わせた成分が使われているものが多いので、より個々に合わせた効果的な毛髪ケア効果が期待できます!

基本的には美容室でしか買えない商品ですが、最近では街中やネットでも手に入る事が増えてきましたね!
ただ、サロン専売品は基本的に美容室でプロの診断を受けて購入するものなので、模倣品には注意が必要になります。

市販のシャンプーとサロン専売シャンプーは何が違うの?

では、市販のシャンプーとサロン専売シャンプーはなにが違うのでしょうか?

そもそも、市販のシャンプーとサロン専売シャンプーは効果や効能・使い心地など目的が違います。

それぞれに良い所も悪い所もあるので、メリット・デメリットで比較していきます!

市販シャンプー

 

特徴
  • 泡立ちが良い
  • 洗浄力が強い
  • 指どおりが良くて洗いやすい
  • 価格が比較的安い
  • 容器のデザインも豊富

 

といった特徴があります。
このような市販のシャンプーは使い心地の良さを重視して作られているものが多く、一度使っただけで手触りなどの変化を感じやすいのも特徴です。

 

デメリット
  • ヘアカラーが落ちやすい
  • 洗浄力が高く、髪が傷みやすい
  • 髪や頭皮への刺激が強い
  • 髪の補修効果が少ない
  • 頭皮に必要な脂分まで取り除いてしまうので、頭皮が乾燥してしまいフケが出る

 

なんといってもコスパがいいのが市販のシャンプーの良い所。
しかし、相応以上の負担があるので、一生付き合っていく自分の髪の事を考えたら、負担は少しでも減らしてあげたいですよね!

 

 

サロン専売シャンプー

 

特徴
  • 洗浄力が低いので、髪のダメージが少ない
  • 髪にやさしいけど、しっかり洗い上げてくれる
  • カラーやパーマを長持ちさせる
  • お悩みに合わせて選べる
  • 効果の高いケア成分が含まれている
  • 美容師に相談しながら購入できる

 

サロンシャンプーの特性として、洗浄力が低いのでカラーやパーマなどが落ちにくいのが一番の特徴といえます。
洗浄力が低いからといって、頭皮の汚れが落ちないわけではなく、しっかり洗い上げてくれます。

 

デメリット
  • 自分の髪質と合ってないと失敗する事もある
  • 価格が高い

 

サロンシャンプーは質が高いけど、価格も高めです。
販売店舗も限られているので、不便だと感じる方もいるでしょう。

通販サイトなどでも売られていますが、人気商品は偽物も出回っている為、美容室以外で購入する際は口コミなどしっかり確認した方がよさそうです。

また、自分の髪質と合っていない成分のシャンプーを使ってしまうと、髪がまとまらなかったり、ぺたんとなってしまう事もあるかもしれません…。

なので、美容室に行った際に美容師に相談して、自分に合うシャンプーを選んでもらうのが良いと思います。

美容師は毎日お客様の髪をチェックできません。次回お会いする時まで綺麗な状態でいて欲しいと思う美容師は多いです。その場で買う予定がなくても、その日の施術内容や髪の状態に合わせて、ヘアケアをアドバイスやセレクトをしてくれるので、気軽に相談してみましょう!

 

なぜサロン専売シャンプーは高いの?

美容室で使用するシャンプーやサロン専売シャンプーは、アミノ酸がメインの成分です。

アミノ酸が多数繋がって構成されているのが「タンパク質」です。そして、人間の髪の毛は約8割がタンパク質で出来ています。

つまり、サロン専売シャンプーは髪の毛に必要な成分で作られている事が多いので、髪への負担が少ないのです。

美容室のシャンプーは洗浄成分が優しく、髪へのダメージを抑えられるよう作られています。

くせ毛やパーマ、カラーなどさまざまな悩みをピンポイントで解決してくれる、豊富なラインナップも魅力的です!

また、市販のシャンプーと比べると、配合されている成分が高品質なので、より高い効果が期待できます。

シャンプーを選ぶ際に、美容室で美容師に相談できるため、自分に合ったものを選んでもらえるのも大きなメリットです!

シャンプーの種類

シャンプーの種類は大きく4つに分かれます。

 アミノ酸系シャンプー
 高級アルコール系シャンプー
❸ ベタイン系シャンプー
 石けん系シャンプー

それぞれの成分や効果の違いについて解説していきます!

アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系洗浄成分をメインに配合したシャンプーのことです。

美容室で使われているものは、ほとんどがこの種類に属します。

皮膚や髪のたんぱく質を構成するアミノ酸と同じ成分で出来ていて、肌と同じ弱酸性

他のシャンプーに比べて高値ですが、洗浄力がマイルドで低刺激なので、髪や頭皮の優しいのが特徴です。

また、必要以上に皮脂を取りすぎないので、頭皮や髪が乾燥するという悩みの方にもおすすめです!

成分表示はこれをチェック
  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルグルタミン酸TEA
  • ラウロイルグルタミン酸Na
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルメチルアラニンNa
  • ココイルアラニンTEA
  • ラウロイルサルコシンNa
  • ココイルサルコシンNa

 

ワンポイント

アミノ酸系シャンプーは洗浄力が弱いので、丁寧にじっくり洗いましょう!

油っぽいものを食べた日、沢山体を動かした日など、 しっかり洗いたい日は2度洗いがおすすめです!

 

 

高級アルコール系シャンプー

もっとも代表的な種類で、一般的に市販されているシャンプーの大多数が高級アルコール系シャンプーに属します。ちなみに、「高級」というのは「高価」という意味ではなく、『分子が大きい』という意味です。

泡立ちが良く、洗い心地が良いのが特徴です。

洗浄力や脱脂力が強めなので、オイリー肌で頭皮と髪がべたつきやすい方におすすめです!

成分表記のこれをチェック
  • ラウレス硫酸Na
  • ラウリス硫酸Na

 

ワンポイント

洗浄力が強く、刺激も強いので、肌が弱い方や肌質に合わない方はご注意を!
又、頭皮環境の改善や、髪のダメージを修復するのには不向きなシャンプーです。

 

 

ベタイン系シャンプー

赤ちゃん用シャンプーにも使われるベタイン系シャンプーの洗浄成分は、地肌・髪の毛にやさしく、きめ細やかでクリーミーな泡が立つため、使用感も抜群に優れています。

また、植物由来であること、弱酸性で低刺激、さらに環境にやさしいなどの特徴があります。

サロン専売シャンプーにはこの洗浄成分が使われているものが多いです。

成分表記のこれをチェック
  • ラウラミドプロピルベタイン
  • ココアンホ酢酸Na
  • コカミドプロピルベタイン

 

ワンポイント

地肌にやさしい分、洗浄力は弱いので、汚れが気になる時は2度洗いがおすすめ!
ただし、洗いすぎは頭皮が傷んでしまうので、汚れがひどい日は洗浄力が強いシャンプーを使うようにしましょう!

 

 

石けん系シャンプー

石けんは、植物や動物の油脂をアルカリで反応させた自然由来の界面活性剤。これを原料としたのが「石けんシャンプー」です。肌に優しく、敏感肌の方におすすめ!また、環境にも優しいタイプといえます。

洗浄力・脱脂力が高めなので、乾燥毛やダメージ毛の人はゴワつきやきしみを感じてしまう事もあります。

また、石けんシャンプーはカスが残りやすく、しっかり流さないとフケやかゆみの原因になる事もあるので、念入りにすすぐとよいでしょう!

成分表記のこれをチェック
  • 石けん素地
  • カリ石ケン素地
  • 脂肪酸ナトリウム
  • 脂肪酸エステル

 

ワンポイント

お酢やクエン酸の含まれているリンスで仕上げれば、ゴワつきや洗い上がりのキシキシ感を解消することが出来ますので、シャンプー後のケアもしっかりすると良いです!

 

 

シリコンってなに?

シリコンとはケイ素をメインとした合成樹脂で、いわばコーティング剤の事です。

「シリコンシャンプー」という言葉で広まっていますが、ヘアケア製品に使用されている成分は、正式には「シリコーン」と呼びます。

ノンシリコンシャンプーが流行りだした頃は「シリコン=良くない」と話題になっていましたが、実際はそうではありません。

ノンシリコンシャンプーとは、その名の通りシリコンが含まれないシャンプーのことです。シリコン配合シャンプーとの大きな違いは、洗った後の仕上がりです。

ヘアケア製品に含まれるシリコンは、髪のキューティクルを守り、きしまない髪に近づけてくれる大事な成分なんです。

ノンシリコンとシリコン配合シャンプーの違いは?

シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの仕上がりの違いを把握しておけば、シャンプー選びの際に役立つはずです。

ノンシリコンシャンプーの特徴

 サラサラとした仕上がり


ノンシリコンシャンプーは、キューティクルをコーティングするシリコンが含まれていないので、その分さらさらとした軽い仕上がりになります。

 ふんわりと軽やかな仕上がり


ノンシリコンシャンプーでは、髪がふんわりと軽い仕上がりになります。髪の毛がぺたんとしてしまう方や、髪が細くボリューム不足に悩んでいる方には、ノンシリコンシャンプーがおすすめです!

 

こんな人におすすめ
  • 髪が太い・硬い人
  • 髪を補修したい人
  • ダメージ毛
  • エイジング毛

 

シリコンシャンプーの特徴

シリコンがキューティクルをコーティングすると聞くと、トリートメントなどをしても、髪の内部への成分浸透を妨げてしまうのでは?と不安を抱く方もいるかもしれません。

しかし、シリコン成分が毛穴を詰まらせたり、髪や頭皮に悪影響を及ぼすことはありません
シリコンは髪のキューティクルを守り、きしまない髪にしてくれる成分です。

 しっとりした仕上がり


シリコン配合のシャンプーで洗うと、シリコンが髪をコーティングして、キューティクルを整えてくれます。そのため、しっとりと指通りの良い髪に仕上がるのです。

 指通りがスムーズ


シリコンでキューティクルを保護することで、絡まりや摩擦から髪を守ってくれます。
また、シリコンは髪の表面を整えてくれるので、カラーやパーマなどで傷んだダメージヘアにも、ツヤを出してくれます。

 

こんな人におすすめ
  • 髪が細い・ハリがない人
  • 頭皮トラブルがおきやすい人
  • ボリューム・ハリ・コシをだしたい人

 

シリコン配合シャンプーとノンシリコンシャンプーのどちらかが良くないということはありません。

シリコンシャンプーは髪をきれいにノンシリコンシャンプーは頭皮をきれいにと目的が違うので、自分の希望の仕上がりの質感や悩みで選んでみてはいかがでしょうか♪

 

シャンプーの成分は?

次はシャンプーの成分についてもう少し深く説明していきます!

頭皮の汚れを落とすのに欠かせないのが界面活性剤です。

界面活性剤は髪や地肌に悪いと言われていますが、実は界面活性剤にもさまざまな種類があり全てが悪いわけではありません。

界面活性剤とは、簡単に言うと水と油を混ぜ合わせる成分です。

シャワーで髪をすすいだだけでは、頭皮の皮脂汚れやワックス、ヘアスプレーは水を弾いてしまい、落とせません。
そこで界面活性剤が「皮脂をシャワーの水と混ぜ合わせる」という動きをしてくれます。

ただし、一般的なシャンプーに入ってる界面活性剤は洗浄力が強すぎるのが難点です。

とはいえ、種類によって洗浄力の強さも変わります。
自分の肌質や使いやすさに合わせて、どんな成分が配合されているシャンプーを選ぶかが大事なのです。

 

界面活性剤不使用のシャンプーはほぼない?!

界面活性剤は洗浄成分なので、不使用のシャンプーはほぼないです。というのも、シャンプーの成分の中で一番多く含まれているのが水と界面活性剤だからです。

界面活性剤が入っていないシャンプーも探せばありますが、種類によっては泡立ちにくく洗浄感もあまりない為、一般的なシャンプーに戻す方が多いです。

だからこそ頭皮や髪に負担がかかりにくいシャンプー選びが大事なんです。

 

界面活性剤の種類は2つ

界面活性剤は大きく分けて、天然・合成の2種類あります。

天然界面活性剤


自然界に存在する成分の事です。

上記でもあげた、石けん系・アミノ酸・ベタイン系の洗浄成分が、天然界面活性剤に含まれます。

天然界面活性剤は、洗浄力がマイルドなのが特徴。
頭皮の保湿に必要な皮脂を取りすぎることがありません。「頭皮が乾燥してかゆい」「敏感肌」な方でも、やさしく汚れを落としてくれるのでおすすめです。

しっとりした仕上がりなので、ダメージ毛やロングヘアの方にもおすすめ!

ただ天然界面活性剤は、肌に残りやすい性質なので、しっかり洗い流しましょう。

肌が弱い・乾燥しやすい・髪に負担をかけたくない方は「天然界面活性剤」がおすすめです!

 

合成界面活性剤


石油などの原料で人工的に作られた成分です。

高級アルコール系の洗浄成分が、合成界面活性剤に含まれます。

合成界面活性剤は、汚れが落ちにくい時だけピンポイントで使うのがおすすめ!

合成界面活性剤は髪や頭皮への刺激が強く、カラーやパーマなどの落ちが早くなってしまうので、梅雨や夏場、運動をして汗をかいて頭皮がべたつく時や、ワックスやハードスプレーなど落としにくい整髪料を使った時などに使用するのがおすすめです。

 

天然界面活性剤だと洗浄力が弱く、2度洗いで何度もこすったりするので、頭皮や髪にやさしいシャンプーを使ってるはずが、かえって負担になる事もあります。

普段は天然界面活性剤成分のシャンプー、汚れが多い日は合成界面活性剤成分のシャンプーというように、その日のヘアスタイルやその日の頭皮状態によって使い分けるのがいいでしょう!

 

シャンプーの選び方

では、実際どう選んだらいいのでしょうか?

自分の求めている、一番の悩みの中から合うものを選んでみましょう!

1.肌質に合わせて選ぶ

肌質とは頭皮の事です。

頭皮の肌質を理解するには、顔の肌タイプ(乾燥肌、脂性肌など)を参考にするのがよいでしょう。
なぜなら、頭皮と顔は一枚の皮膚で繋がっているからです。

タイプによって合う成分、合わない成分があります。
ラベルやボトルの底にある成分表を注目して見てみてください。

■乾燥肌


乾燥肌の方は、頭皮の油分を取りすぎない優しい洗浄成分をメインに配合したシャンプーがおすすめです。

強い洗浄力を配合したシャンプーだと、頭皮が乾燥する原因になります。

地肌や髪に潤いを与える保湿成分が含まれているかも大事なポイントです!

 

成分で選ぶなら?

ベタイン系シャンプー(天然界面活性剤)がおすすめです。

成分表を見た時に、ベタイン系の成分が一番最初、もしくは水の次に来ているものを選びましょう。

  • コカミドプロビルベタイン
  • ラウロイルオウロビルスベタイン
  • ココアンホ酢酸

「ベタイン」とは、砂糖大根(ビート)由来の植物が主成分です。オール植物由来で、赤ちゃんに使えるほど肌に優しく、目に入ってもしみにくい程低刺激です。

アミノ酸系より、もっちりした泡立ちで、使いやすいのがメリット。

さらに、植物の保湿力で髪を補修する効果もあります!

 

 

■脂性肌・オイリー肌


脂性肌の方は、適度な洗浄力をもつ洗浄成分を配合しているシャンプーがおすすめです。

皮脂を取り除く事だけを考えたら、洗浄力の強いシャンプーを選ぶという選択肢もありです。ですが、洗浄力が強いシャンプーだと、髪や頭皮の乾燥・パサつき・カラーの色落ちなどの原因になる事もあります。

 

成分で選ぶなら?

高級アルコール系(合成界面活性剤)がおすすめです。

成分表に硫酸Naと記載されているものを選びましょう。

  • ラウレス硫酸Na
  • ラウリン硫酸Na

高級アルコール系の最大のメリットは、洗浄力が高い事です。
他の成分のシャンプーでは落としにくい頑固な皮脂や整髪料も楽に洗い流せます。

ドラックストアやスーパーなどで手軽に手に入り、価格も安いのもポイント。

ただし、毎日使っていると、髪が硬くなったり、ゴワつくリスクもあるので、アウトバストリートメントを使ったり、他の天然界面活性剤系のシャンプーと併用するなど、工夫をして頭皮や髪を守りましょう!

 

 

■敏感肌


敏感肌の方は、低刺激菜洗浄成分を配合しているシャンプーを選びましょう!

敏感肌の方が刺激の強い成分のシャンプーを使うと、頭皮の乾燥やかゆみ、赤みを引き起こす原因になる事もあります。

 

成分で選ぶなら?

アミノ酸系シャンプー(天然界面活性剤)がおすすめ!

成分表の先頭から五番目以内に下記の表記があれば、アミノ酸系シャンプーです。
「ココイル~」「ラウロイル~」という表記を探しましょう!

  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ラウロイルグラタミン酸TEA(またはNa)
  • ココイルグルタミン酸TEA(またはNa)
  • ココイルアラニンTEA(またはNa)

※他にも「アミノ酸成分を含みます」「アミノ酸系」など、アミノ酸と入った言葉が目印です。

アミノ酸系は必要以上に皮脂を取りすぎず、皮脂のバランスを整えてくれます。

頭皮への刺激も少ないので、パサつき・枝毛などのダメージケアにも有効です!
また、カラーやパーマの持ちも良くなります。

ただし、泡立ちがマイルドなので、擦りすぎやすすぎ残しには要注意です。

 

 

■普通肌


普通肌の方はシンプルな仕上がりになるシャンプーがおすすめ!

 

成分で選ぶなら?

石けん系シャンプー(天然界面活性剤)がおすすめ!

以下の成分が入っていれば石けん系シャンプーです。

  • 石けん素地
  • カリ石ケン素地
  • 脂肪酸ナトリウム
  • 脂肪酸エステル

石けん系といっても、手や体を洗う石けんとは別物です。
石けんを原料としたシャンプーで、固形・液体の2種類あります。

天然の界面活性剤ですが、アルカリ性で洗浄力が高く、毛穴に詰まった汚れをスッキリ洗い流してくれます。

天然成分で出来ているので、環境にやさしいのもポイント!

また、シリコンが入っていない製品がほとんどなので、ボリュームアップしたい、ハリ・コシが欲しい方にもおすすめです。

ただ、カラーやパーマが落ちやすいので要注意!

 

 

2.仕上がり別で選ぶ

特に肌が弱い方の場合、髪や頭皮にやさしいシャンプーが多くてどれを選んだらいいのか迷ったら、仕上がりと使用感をポイントに選んでみましょう!

■さらさら・ツヤ


さらさらな仕上がりを目指すなら、アミノ酸系シャンプーがおすすめ!

アミノ酸系シャンプーの中でも、グルタミン酸やアラニン・グリシン配合のものがおすすめです。

  • グルタミン酸
    →アミノ酸系の中でも指通りがよい
    →泡立ち&洗浄力は弱め
  • アラニン・グリシン
    →泡立ちが良く、洗いやすい
    →時短で洗いたい方

指通り重視ならグルタミン酸、ツヤやカラーキープしたい方はアラニン・グリシン配合と使い分けてみましょう。

 

■ふんわり


ふんわりな仕上がりにしたい方はタウリン系シャンプーがおすすめ!

髪の毛がぺたんとなってボリュームが出にくい方や、パーマヘアの方はアミノ酸タウリン系シャンプーにしてみましょう。

ふんわりとした柔らかな仕上がりになるのが特徴。

カラーの色落ちも防いでくれるので、カラーもパーマもしている方は、タウリン系がベターです。

 

■しっとり・まとまり


傷んで広がってしまう、髪のごわつきを解消したいなら、ベタイン系シャンプーがおすすめ!

ベタイン系は他のシャンプーとは違う両面界面活性剤という種類です。
両面界面活性剤は手触りを良くしてくれる性質・洗浄力を兼ね備えています。

  • 洗浄力の高いアニオン(陰イオン)界面活性剤
  • リンス成分のあるカチオン(陽イオン)界面活性剤

​泡立ちがいいので、しっとりとした仕上がりを求める方にも向いています!

 

3.髪質で選ぶ

髪質も重要なポイントの一つです。

■くせ毛


くせ毛の方は、髪を柔らかくする作用のある植物オイルを配合しているシャンプーがおすすめです。

髪のダメージがあると扱いにくくなるので、毛髪補修成分が配合されているかもポイント!

 

植物オイルとは?
  • アルガンオイル
  • 椿オイル
  • シア脂
  • ひまわり種子油

 

■猫っ毛・軟毛


柔らかめのや猫っ毛の方は、ノンシリコンシャンプーがおすすめ!

シリコンは髪をしっとりさせてボリュームダウンするのには良いのですが、猫っ毛の方には向いていません。

指洗浄力は低めのタイプを選ぶことで、頭皮環境を整えてくれます。さらに、ケラチンという、髪のハリ感をアップさせてくれる成分が配合されているシャンプーを選ぶとなおよしです!

 

■硬い毛・剛毛


剛毛の方は保湿効果+植物オイル+アミノ酸系シャンプーを選びましょう!

柔らかく、まとまりの良い髪にするために保湿をメインに選ぶのがおすすめです。

成分表に「~オイル」「~油」と書いてあれば植物オイル配合、「ヒアルロン酸」「グリセリン」「コラーゲン」と書いてあれば保湿効果が期待できます。

 

4.頭皮や髪の悩みで選ぶ

最後は悩みで選ぶ方法です。

■抜け毛


抜け毛が気になる方は、頭皮への刺激が弱い洗浄成分がメインで、抗酸化作用血行促進作用のあるシャンプーを選びましょう!

 

おすすめ成分
  • オタネニンジン根エキス
  • アカヤジオウ根エキス
  • センブリエキス
  • ビワ葉エキス

 

■エイジング


年齢を重ねるにつれて、髪の乾燥やパサつき・うねりなどの髪質変化を感じる方には、アミノ酸系シャンプーで髪にケハリ・コシを与える成分や、キューティクルケア成分を配合しているシャンプーがおすすめ!

ハリ・コシ成分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 加水分解ケラチン
  • ゼイン
  • 加水分解卵白
  • 加水分解コンキオリン

 

キューティクルケア成分
  • γ-ドコサラクトン
  • スサビノリエキス

 

■フケ


フケでお悩みの方は、洗浄成分が低刺激で、頭皮ケア成分であるグリチルリチン酸2Kを配合した、薬用シャンプーがおすすめ!

グリチルリチン酸2Kは、カンゾウ(甘草)の根のエキスから出来ている成分で、かゆみや炎症を抑えてくれます。

 

■ダメージ


ダメージ毛の方は、毛髪補修成分が配合されているシャンプーがおすすめです!

毛髪の外部の作用し、ツヤやハリ・コシを与えてくれる成分が配合されているシャンプーを選びましょう。

 

毛髪補修成分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 加水分解ケラチン(羊毛)
  • 加水分解卵白
  • 加水分解コンキオリン
  • ポリクオタニウム-22
  • ゼイン

 

おすすめシャンプー

なにを基準に選ぶかにより、おすすめシャンプーは変わりますが、今回はSNSやネットの口コミで評価が高いものを、成分種類別でご紹介していきます!

市販のシャンプー

1.Amino Mason WHIP CREAM SHAMPOO[アミノメイソン ディープモイスト ホイップクリーム シャンプー]

 

450ml ¥1540(税込)400ml(詰め替え)¥1210(税込)

ノンシリコンのアミノ酸系シャンプー。サルフェートフリー(硫酸系化合物を含まない)、無鉱物油、合成着色料フリー、石油系界面活性剤フリー、弱酸性という特徴があるので、肌が敏感な方でも安心して使えます!保湿成分のシルクやケラチン、加水分解コンキオリンが配合されています。さらに、アボカド油、マンゴー種子油、アーモンド油等も配合されているので、しっとりとした仕上がりになるのが特徴です。

メイソンジャーのボトルでおしゃれな容器なのはもちろん、ホワイトローズブーケの甘い香りの甘い香りがふわっとしてきて、女子力UP間違いなしのおすすめシャンプーです!

公式サイト

 

2.&honey  Melty モイストリペア シャンプー1.0

440ml ¥1400(税別) 350ml(詰め替え)¥1000(税別)

甘い香りととろっとしたテクスチャーが本物のはちみつのようなベタイン系シャンプー。成分の90%以上をハチミツ・アルガンオイル・プロポリス・ローヤルゼリー・ケラチンなど保湿&保護成分で構成しているので、保湿力抜群!また、うねりやくせ毛が気になる髪に対応する独自の成分が配合されており、毛先までしなやかで扱いやすい美髪にしてくれます。

甘すぎない華やかなローズを基調とした、ピュアローズハニーの香りです。

公式サイト

 

3.CLAYGE シャンプー DN

500ml ¥1540(税込) 400ml(詰め替え)¥1210

海泥(クレイ)配合のベタイン系シャンプー。クレイが皮脂や髪についた汚れを吸着し、シルク由来の洗浄成分と4種のオイル&マヌカハニー配合で、ケ頭皮ケアしながら潤いを与えて、しっとりとした洗いあがりのシャンプーです!泡質にもこだわって作られているので、きめ細かな泡で優しく包み込みます。

シャンプーの際、しばらく地肌をマッサージしながら泥パックをしてから流すと、植物由来の温冷成分が地肌を柔らげすっきり引き締め、ヘッドスパ効果も期待できます!

ハーバルムスクの香りで心も癒されます!

公式サイト

 

サロン専売シャンプー

1.F.Protect ヘアシャンプー ベーシックタイプ

300ml ¥1650(税込) 1000ml ¥3960(税込)

サロン帰りのような髪を維持してくれる高級アルコール系シャンプー。カラーやパーマのフォルムをキープしてくれるサロンシャンプーです。ダメージケアしながらフォルムをキープしてくれるシリーズ。さっぱりとした洗いあがりで、ハリ・コシのある髪に!

フレッシュなゆずベースのやさしい香り
サロンシャンプーですが、ドラックストアなどでも買えるのが魅力的!

公式サイト

 

2.N. SHEA SHAMPOO SMOOTH[エヌドット シアシャンプー スムース]

300ml ¥2800(税抜) 750ml ¥5400(税抜)

ノンシリコンのベタイン系シャンプー。シアバター由来の洗浄成分を配合しているので、高い保湿力をもちながら、皮脂とのなじみがよく、頭皮の毛穴に詰まったしつこい皮脂や汚れを包み込んで浮き上がれせてくれます!3種類の超高圧処理植物オイルや、フラーレン、マジョラムエキスなど保湿成分をたっぷり配合し、さらりと軽く、指通りのよい仕上がりのシャンプーです!

柔らかくフェミニンなホワイトフローラルに、フルーティーやウッディな香りをブレンドした上品な香りです。

N.は偽物がネットで沢山出回っているので、購入の際はお気を付けください。

公式サイト

 

3.KERASTASE[ケラスターゼ]

ロングセラーのアミノ酸系シャンプー。ケラスターゼシリーズには「くせ毛」「ダメージケア」「カラーケア」「頭皮ケア」など、それぞれの髪の悩みに特化したシリーズが取り揃えられているのが特徴!特におすすめなのは「クロノロジスト」シリーズ。全てのシリーズの中で最高峰のヘアケアシリーズです!

また、香りはハイブランドの香水を手掛けている調香師さんが監修しているので、高級感のある香り特徴です!

公式サイト

 

美容師が使ってるシャンプーは?

実際に美容師はどんなシャンプーを使っているのでしょうか?

現役美容師に聞いてみました!

1.E STANDARD SHAMPOO[イイスタンダード シャンプー]

250ml ¥2800(税込:¥3080) 600ml ¥4800(税込:¥5280)

95%以上が美容成分のアミノ酸系シャンプー。髪や頭皮にやさしい、ヤシ油系など天然由来の洗浄成分を使用しています。きめ細かい泡立ちで、やさしく洗い上げてくれます!高生分解性のある洗浄成分で環境にも優しいシャンプーです!

サロン専売シャンプーですが、百貨店でのお取り扱いや公式通販もあるので買いやすいのも魅力的。

公式オンラインショップ

 

2.Aujua[オージュア]

250ml ¥3850(税込) 500ml ¥5830(税込)

ブリーチによる、スカスカ・ゴワつく髪が気になる方にオススメなサロン専売シャンプー。失われた毛髪内タンパク質に、結合水量を増加させてタンパク質を動きやすくし、柔軟性のあるやわらかな髪になります!ケラチン配合なのでダメージ毛の方におすすめです!また、ニーム葉エキスが配合されていて、ツヤのある柔らかな髪になります。

サロン専売シャンプーなので、サロンでしか買えないのは難点。
アンケートを取った美容師の中ではこのシャンプーを使ってる人が多数でした!

取り扱いサロンはこちらから検索

 

3.R-21 EX[アール21 エクストラ]

270ml ¥3456(参考価格) 500ml ¥4455(参考価格)

低刺激で頭皮と髪にやさしいアミノ酸系シャンプー。ケラチン+ヘマチン毛髪強化、ヘマチン+充実のエキスによる頭皮の環境強化に特化しています。ハリ・コシ、頭皮の衰えを感じてきた方におすすめなシャンプー!きめ細かい泡で髪を優しく洗い上げてくれます。

公式サイト

 

そもそもシャンプーは大事なの?

洗髪はお湯で洗い流すだけで十分というのは勘違いです。

洗髪=髪を洗うではありません。シャンプー剤で髪を洗おうとすると、それだけで髪のダメージに繋がってしまいます。
シャンプーは頭皮の洗浄が目的で、頭皮に詰まった皮脂や老廃物を落としてあげるための行いなんです。

また、普段動かさない頭部の筋肉をシャンプーによって動かすことで、血の巡りを良くしマッサージすることも大事な目的なんです。

上手なシャンプーのやり方

普段しているシャンプーの洗い方は合っていますか?

使うシャンプーも大事ですが、間違ったやり方をしていると、せっかくのシャンプーの効果も薄れてしまいます

正しいシャンプー方法で髪や頭皮をケアしていきましょう!

1.まずはブラッシング

お湯で濡らす前の乾いた状態で、髪をブラッシングします。髪のほつれを取り、同時に頭皮の皮脂汚れを浮き上がらせます。この時に使用するのはクッションブラシを使いましょう!これで頭皮をマッサージしながら髪をとかします。クッションがない目が細かいコームで無理にとかしてしまうと、髪のダメージに繋がるので避けましょう。

2.お湯(シャワー)で十分に洗い流します

ただ髪を濡らすだけではなく、頭皮に指の腹を当てて弧を描くように頭皮をマッサージしながら、頭皮までしっかりと濡らしましょう!1~2分くらい時間をかけてゆっくりと予洗いすれば、多くの汚れは落とすことが出来ます。お湯の温度は36~38°くらいの熱すぎない設定にしましょう。

3.シャンプーを手のひらで十分に泡立てます

お湯で落ちなかった皮脂や整髪料をシャンプーで落とします。シャンプー剤は500円玉程度でOKで、お湯で濡らした手のひらにとり良く泡立てます。もこもこになる程泡立てなくて大丈夫です。泡立てるというよりも、シャンプー剤を手のひらで伸ばし、泡立てる準備をするイメージでOK!

4.地肌をマッサージするように洗います

予洗いの時と同様に、指の腹で頭皮全体にシャンプーをなじませます。指を開きながら全体になじませることで、空気を含むことができ、泡立っていきます。そして、頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。この時に、爪を立てて洗うと地肌を痛めてしまうので、指の腹で優しく洗うのがポイントです!皮脂や整髪料の汚れが強いと、すぐに泡はなくなってしまうので、一度洗い流した後再度同じように泡立てて洗いましょう。

5.髪の毛は泡でなでるように優しく洗います

髪の内側に指を通して、毛先に向かって滑らせるようにシャンプーの泡を移動します。髪の毛の汚れは泡の力で十分に洗い流せます!髪をこすってしますと、髪の毛を痛めてしまうので注意しましょう。

6.シャンプーをよく流します

シャンプーが髪や頭皮に残らないように、しっかりと洗い流しましょう!どんなに優しいシャンプーでも、頭皮や髪に残ってしまうと、頭皮トラブルの原因になりますので、シャンプーが残らないよう、すすぎは丁寧に。3~5分ほどかけ、しかkりと洗い流しましょう

7.トリートメントを塗布

一般的にトリートメントは、髪の傷んだ部分を補修するものです。毛先を中心に髪にいきわたらせましょう。頭皮につけてしまうと、フケやかゆみの原因にも繋がります。また、目が粗いコームやくしなどを使うのもおすすめです。十分に揉みこんだら、しっかりと洗い流してください。特に髪の生え際に残りやすいので、きちんとすすぎましょう!

8.地肌と髪をすぐに乾かす

濡れた状態の髪は、とてもダメージを受けやすいデリケートな状態になってます。髪の毛の表面のキューティクルは濡れると開いた状態になります。そのキューティクルが開いたままだと、髪がバサバサしたりパサついたりしてしまいます。キューティクルはある程度の熱を与えて、冷まさないと閉じなく、ツヤが出ません。自然乾燥ではキューティクルが閉じないので、いつまでも濡れたままだと、髪を傷ませている事と同じになります。なので、すぐに乾かすようにしましょう!また、頭皮がいつまでも濡れていると、地肌が蒸れてかゆみや臭い、フケのもとになります。

正しいシャンプーの方法を覚えれば、髪の痛みや悩みを解決できます!

まとめ

今回は市販のシャンプーとサロン専売シャンプーを比較・解説してみましたがいかがでしたでしょうか?

基本的にはサロンシャンプーは美容師に診断してもらって購入するのが望ましいですが、ネット通販だと比較的安く購入することが出来ます。
ただし、偽物も沢山出回っているので、購入の際は口コミなどを読んで注意してご購入ください!

ご紹介した選び方を参考に、自分に合ったシャンプーを探してみてください♪

 

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