【2024年最新版】美容師おすすめ！ストレートアイロン徹底比較12選！

気になる髪のクセを伸ばして、美しいサラサラヘアに整えてくれるストレートアイロン。

外ハネや波ウェーブなどのヘアアレンジにも活用できる便利なアイテムですが、なかには「自分に合うストレートアイロンが、どれかわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか？

そこでこの記事では、現役美容師がおすすめするストレートアイロンや話題のストレートアイロン12選を紹介します。

ストレートアイロンの選び方や上手な使い方なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

ストレートアイロンの選び方

ひとことにストレートアイロンといっても、実は製品ごとにアイロンのプレート幅や素材、搭載されている機能などが異なります。そのため「どれを購入したらいいのかわからない！」と悩んでしまう方も多いはず。

そこでまずは、自分に合うストレートアイロンの選び方を、5つのポイントに分けて詳しく解説します。

ポイント1：ヘアスタイルに合わせたプレート幅で選ぶ

ストレートアイロン選びで重要なのは、自分の髪の長さやヘアスタイルに適した製品を選ぶことです。とくに注目したいのは、髪を挟む部分である「プレート」の幅です。

プレートの幅が狭いストレートアイロンは、少量ずつ髪を挟むのに適しており、小回りが利くのが特徴です。細かいアレンジをしたい方や髪が短いショートヘアの方におすすめですが、ロングヘアの方はストレートにするのに時間がかかってしまう場合もあります。

ロングヘアの方には、一度にたくさんの髪を挟めるプレート幅が広いストレートアイロンがおすすめです。髪にヘアアイロンをあてる回数を抑えられるため、ダメージの軽減にもつながります。ただし、プレート幅の広いタイプは、製品自体が大きく重量も重くなるため、持ち運びには適していません。

髪の長さやヘアスタイル別に、使いやすいプレート幅の目安をまとめました。

上記の目安を参考に、まずは、自分の髪の長さやヘアスタイルに合わせたプレート幅をチェックしてみましょう。

また、幅広いヘアスタイルに対応できるストレートアイロンを選びたい方は、商品展開も多い標準的な幅の25mm前後のタイプからトライしてみるのもおすすめです。

ポイント2：プレートの素材で選ぶ

プレート幅が決まったら、次はプレートの素材に注目します。

ストレートアイロンのプレート素材には、代表的なものに「チタン」「セラミック」「テフロン」の3種があります。

テフロンは価格が安く、広く普及している素材です。滑りが良く、髪への摩擦負担が少ないのでダメージを抑えられます。ただし、テフロンのコーティングは剥がれやすい傾向にあり、コーティングが剥がれた状態で使用すると髪を傷めてしまう可能性があるため注意が必要です。

セラミックは、熱伝導性が高く、短時間でムラなくスタイリングできることが特徴です。耐久性も高いため、長く使用できるでしょう。ただし、ほかの2つの素材と比較すると、髪への摩擦ダメージが大きくなりやすいため、ダメージ対策が必要です。

チタンは、セラミックと同じく、熱伝導性と耐久性の高さが魅力です。さらに、滑りも良いため、髪へのダメージを抑えながら、素早くスタイリングできます。3つの素材の中では、1番機能性が高いといえますが、その分、製品価格が高い傾向にあります。

上記の3種は一般的なプレート素材の代表例であり、最近では、メーカーが独自開発したプレート素材も登場しています。各製品のプレートの特徴をチェックして、希望に合うものを選びましょう。

ポイント3：ダメージケア機能や安全機能で選ぶ

ストレートアイロンは、髪を挟んでテンションをかけながら熱を与えるため、どうしても髪へ負担がかかってしまいます。そのため、製品によっては、ダメージを抑える機能が搭載されているものもあります。

例えば、高温状態でも水が蒸発しない特殊なコーティングや、髪をいたわるイオンを放出する機能、精密に温度を管理するセンサーレス制御などがあげられます。ストレートアイロンの使用頻度が高く、髪のダメージが気になる方は、ダメージケア機能が搭載された製品を選びましょう。

また、ストレートアイロンの安全機能もチェックしたいポイントです。電源の切り忘れによる事故を防ぐ自動電源オフ機能や、設定温度以上に加熱されない温度制御機能などが搭載されている製品であれば安心して使えるでしょう。

ポイント4：立ち上がりの早さで選ぶ

毎日のスタイリングで、頻繁にストレートアイロンを使用するのであれば、立ち上がりの早さも重要です。ストレスなく使用できる立ち上がり時間の目安は、30秒〜50秒前後です。

ただし、立ち上がり時間は、プレート幅によっても変わります。プレート幅が狭いものなら30秒以内、プレート幅が広いものなら40〜50秒前後のものを選ぶと使いやすいでしょう。

ポイント5：価格で選ぶ

ストレートアイロンは、サイズやプレートの素材、搭載されている機能などで、価格が大きく変わります。10,000円以下のリーズナブルな製品から15,000円〜20,000前後の高機能タイプ、さらには30,000円以上のプロ仕様タイプまでそろっているため、あらかじめ予算を決めておくといいでしょう。

毎日のスタイリングで頻繁にストレートアイロンを使用する方は、高機能タイプやプロ仕様タイプを選ぶと、使い勝手が良く髪のダメージも抑えられます。

使用頻度がそれほど多くない方や初めてストレートアイロンを購入する方は、まずはリーズナブルな製品からトライしてみるのもいいでしょう。

美容師おすすめストレートアイロン3選

ここからは、現役美容師がおすすめするストレートアイロン3選をご紹介します。プロ仕様の高機能タイプが気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.ラディアント シルクプロアイロン

特殊シルクプレートで髪のダメージを軽減！

ラディアント シルクプロアイロンは、特殊シルクプレートを採用しているプロ仕様のストレートアイロンです。

摩擦を抑える特殊なテフロン系シートを施しており、毛髪の滑りを良くしてダメージを軽減。さらに、毛髪内の水分蒸発を防いでくれるので、アイロンによる髪の傷みを抑えます。

180℃到達まで約20秒と立ち上がり時間も早く、温度の安定感も◎

プレート幅は使いやすい28mmと、ロングヘアも短時間で仕上げられる35mmの2タイプがそろっています。

2.アドスト プレミアムワイド DS

ワイドプレートでロングヘアも短時間でスタイリング

38mmとワイドなプレート幅で、一気にストレートに整えられるプロ仕様のストレートアイロンです。60℃〜180℃と低温からの温度調整が可能で、新世代温度プロセッサー「AHCテクノロジー」により、精密な温度制御が可能になっています。

プレートには、アルミ被膜にフッ素樹脂を複合した特殊な表面処理「バイオコートS」を採用しており、テフロンプレートに比べて滑りが良く、髪への負担を軽減します。

さらに、プレートには2本溝の「スチームドレイン」が施されており、施術時の熱抜けが良く、縮毛矯正にも適している製品です。

3.ケラフェクトストレート ワイドアイロン

こだわりの日本製、縮毛矯正専用アイロン

サロンでのプロユースに特化したストレートアイロン。ダブルセンシングの精密なヒーター制御で、常に狙った温度での施術が可能です。

アルミ素材をセラミックコーティングしたプレートは、幅40mmとワイドサイズ。特許構造のスプリング入りプレートで、均一なテンションでストレートに伸ばします。

おすすめストレートアイロン9選

ここからは、ストレートアイロンの選び方のポイントをもとに、おすすめのストレートアイロン9選をご紹介します。

手軽に購入できる機能性の高い高価格のものから、リーズナブルな製品まで幅広くピックアップしていますので、ぜひ気になる製品をチェックしてみましょう！

1.リファ ストレートアイロン プロ

水・熱・圧のコントロールでしっとりストレートヘアに

サロン帰りのようなしっとりやわらかなストレートヘアを実現してくれるリファのストレートアイロン。リファ独自のカーボンレイヤープレートを採用しており、高密度炭素とヒーター、低反発コートの三層構造が、水・熱・圧のダメージを軽減します。

丸みを帯びた本体形状なので、ストレートヘアはもちろん、大きめのカールややわらかなウェーブなど、幅広いアレンジに活用できます。

2.アレティ オールマイティ 純セラミックハイブリッド アイロン

なめらかに滑るハイブリッドプレートでダメージ軽減

アレティのストレートアイロンは、保温性にすぐれたピュアセラミックの特性を活かしながらも、滑りを高め余分な力を吸収してくれる独自のハイブリッドプレートを採用。

さらに、高速加熱＆高精度の温度制御を可能にするメタルセラミックヒーターMCHが、設定温度を正確にコントロールします。

プレート幅は小回りの利く15mmと使いやすい20mmの2タイプ。プレートをゆっくりと髪に滑らせれば、マイナスイオンと遠赤外線の効果により、しっとりとした弾む髪に仕上がります。

3.絹女 ～KINUJO～

220℃でも水が弾けず、髪の水分を守る！

絹女が独自に開発した新素材「シルクプレート®」を採用したストレートアイロンで、220℃の高温でも、水分が「ジュー！」となる水蒸気爆発の発生を抑えて、髪のうるおいを守ります。

プレートにはクッション機能も搭載されており、髪の毛をつぶさず、やわらかなストレートや毛先のカールもアレンジ自由自在。

プレート部分は防水加工されているため、水洗いも可能です（プレート以外は水洗いできません）。

4.ヘアビューロン 4D Plus［ストレート］

使うほどに髪のうるおいとツヤが引き立つ

メーカー独自技術である「バイオプログラミング技術」が搭載されたヘアビューロンのストレートアイロンは、使うほどに髪にうるおいやツヤが引き立ちます。

プレートは、ヘアビューロン 4D Plus［ストレート］専用に開発されたセラミック素材を採用。メーカーの実験動画では、高温状態で髪に1時間あて続けたあとも、髪がちりちりにならず美しいツヤが出ていました！

通常であれば、ストレートアイロンの使用前にヘアオイルなどを使用することもありますが、ヘアビューロン 4D Plus［ストレート］は、スタイリング剤を使用せず、素の髪に使うのがポイントです。

5.クレイツ アフロート エスペシャルストレートII

なめらかな使い心地で、簡単にサロン並みのスタイリングを実現

クレイツ アフロート エスペシャルストレートIIは、トップヘアサロン「AFLOAT」とコラボレーションしたストレートアイロンです。髪滑りの良い「レイツイオン®ゴールド」加工を施したプレートが、髪のダメージを抑えながら、サロン並みのスタイリングを実現。

本体ヘッドはスリムな形状で、サイドは毛流れを整えるコーム状になっており、髪の根元や細部のスタイリングも簡単にできます。

6.パナソニック ストレートアイロン ナノケア EH-HS0J

ナノイー搭載で、ツヤめくストレートが夜まで続く！

パナソニックのストレートアイロンは、ナノイーが搭載されており、うるおいとツヤのある仕上がりが長時間続きます。

プレートには「スムースグロスコーティングプラス」の加工が施されており、滑りやすさが従来品と比較して30％アップ！ 摩擦ダメージを抑えながら効率よく熱を伝え、しっとりまとまりのある髪に仕上げてくれるストレートアイロンです。

スリムでコンパクトなデザインはストレートアイロン初心者さんにも使いやすく、誰でも思い通りのスタイリングが簡単にできます。

7.ヤーマン スムースアイロンフォトイオン

美顔器の「イオン導入」に着想を得たストレートアイロン

美顔器のパイオニアメーカーでもあるヤーマンが開発したストレートアイロンは、美顔器の浸透技術「イオン導入」に着想を得たモイスチャーパルスが搭載されており、使うたびに髪質の変化を実感できます。

低温でも素早く熱を伝える独自のヒーター設計と、髪ダメージを極限まで抑えたこだわりのプレート設計で、仕上がりの髪はしっとりやわらか。

なめらかなトルマリンプレートには、過剰な熱を逃すダメージカットラインと、キューティクルをつぶさず挟む低反発スプリング構造が採用されており、テクニック不要で理想のスタイリングを実現してくれるストレートアイロンです。

8.サロニア ストレートヘアアイロン

ヘアスタイルに合わせて選べる3種のプレート幅

手軽に購入できるリーズナブルな価格でありながら、本格的なスタイリングが楽しめるサロニアのストレートアイロンは、ヘアスタイルや髪の長さに合わせて選べる3タイプのプレート幅が展開されています。

プレート素材もチタンとセラミックの2種類展開。耐久性の高いチタンはしっかりとしたスタイリングに、なめらかなセラミックは、スムーズなアレンジにぴったりです。

カラーバリエーションが豊富で、シーズンごとに登場する現定色にも注目！

9.モッズヘア アドバンス ダブルイオンストレートアイロン

ダブルマイナスイオンで しっとりツヤツヤ！

10,000円以下でありながら、ダメージケア機能も搭載されているモッズヘアのストレートアイロン。プレート付近の2ヵ所からイオンが発生するダブルマイナスイオンが搭載されており、髪にやさしくスタイリングできます。

プレートは、耐久性が高く髪への摩擦を軽減するグロスシャインコーティングで、ツヤのある仕上がりを実現。髪に吸い付くようしっかりプレスできるクッション性の高い使い心地で、思い通りのヘアスタイルを叶えてくれます。

ストレートアイロンを毎日使うと髪は傷む？

ストレートアイロンは、髪をまっすぐ整えられる便利なアイテムですが、過度に使用すると髪の傷みの原因になります。

ストレートアイロンで髪が傷んでしまう主な原因は「高温によるタンパク質の変性」と「摩擦によるダメージ」です。そのため、髪の傷みを抑えるためには、使用頻度より使用方法に注意することが大切です。

ヘアダメージを防ぐための温度設置

まずは、ストレートアイロンの温度設定に注意しましょう。温度設定が高すぎると髪が傷んでしまいますが、低すぎてもスタイリングがうまくいかず、何度もアイロンをかけることになり髪の負担が大きくなります。

部位に応じて、以下の温度を目安に設定しましょう。

また、熱によるダメージをケアするスタイリング剤を使用してから、ストレートアイロンをかけるのもおすすめです。

ヘアダメージを防ぐための使い方のポイント

ヘアダメージの原因となる摩擦を軽減するためには、摩擦の少ないプレート素材を選んだり、髪を伸ばす際に、強く引っ張りすぎないように注意したりすることが大切です。

力を入れ過ぎず適度なテンションで髪を伸ばすためには、ストレートアイロンをゆっくりと滑らせるように動かしましょう。

ストレートアイロンの上手な使い方

最後に、ストレートアイロンでイメージ通りのスタイリングを実現するための使い方のポイントをご紹介します。

「ストレートアイロンを使っているのに、髪がまとまらない」「思い通りのスタイリングができない」とお悩みの方は、ぜひ、ご紹介している内容を参考に使い方を見直してみましょう。

1.ブラッシングする

ストレートアイロンで髪のクセを伸ばす際は、いきなりアイロンで髪を挟むのではなく、まずは全体を丁寧にブラッシングして整えることが大切です。

髪に絡まりがある状態でストレートアイロンをかけてしまうと、摩擦が発生してダメージの原因になります。また、絡まりが引っかかり、余分な力をかけてしまうこともあるので、ブラッシングでしっかりと整えておきましょう。

2.ブロッキングする

続いて、髪をブロッキングして、部位ごとにピンなどで分けて束ねます。こうすることで、紙を少しずつストレートアイロンに挟むことができ、仕上がりがきれいになるのです。

また、適量の毛束を挟むことで、髪に均一に熱が伝わり、少ない回数でイメージ通りのスタイリングができ、時間の短縮にもつながります。

3.ストレートアイロンで髪を伸ばす

ブロッキングができたら、ストレートアイロンで髪を伸ばします。

毛束を取り、根元から2〜3cm程度離した位置から挟み、適度な力で軽く引っ張りながら、毛先まで滑らせるようにゆっくりと熱をかけます。

4.髪の熱を冷ます

全体を整えることができたら、しっかり髪の熱を冷ましましょう。熱を冷ますことで、スタイリングが固定されて、きれいな仕上がりが長時間続きます。仕上げにスタイリング剤を付ける場合は、髪の熱が冷めてから使用しましょう。

まとめ

今回は、髪をサラサラに整えてくれるおすすめストレートアイロンについて紹介しました。現役美容師がおすすめするプロ仕様の製品から、幅広い価格帯の注目製品までピックアップしましたが、気になるアイテムは見つかったでしょうか？

ぜひ、この記事を参考に、自分のヘアスタイルに適したストレートアイロンを購入して、理想のスタイリングを実現してみてくださいね。